ダフェとは、ヒマラヤ地域に生息するニジキジで、ネパールの国鳥でもあります。
特徴的なのはオスで、ビロードを思わせる光沢のあるきれいな羽毛と頭についている葉のように広がった羽が鮮やかな鳥です。
生息しているのは、標高2500~5000mの高山になるので、その姿を見た人はあまりいないようです。
ちなみに日本の国鳥もキジ。また、ダフェプロジェクトが活動の拠点としている岡山は桃太郎のゆかりの土地と言われており、桃太郎にちなんだネーミングがそこここにあるのも「ダフェ(ネパール語でキジのこと)」を選んだ理由のひとつでもあります。岡山のサッカーチーム「ファジアーノ岡山」のファジアーノがイタリア語のキジであることはご存じのことと思います。
さて、桃太郎はキジを家来に選んだわけですが、どうせ家来に選ぶならもっと力の強い熊や虎を家来にしたらよかったのにと思ったことはありませんか?
桃太郎がキジを家来に選んだ理由。それは偵察と交渉を担っていたのではないかと言われています。鬼ヶ島に向かうためには先陣を切って偵察に行かなくてはいけない(キジは海を渡って鬼の砦の場所を偵察に行った)し、戦いの後には相手と交渉をしなくてはいけない(鬼に宝物を渡して降伏しなさいと説得をした)わけです。いわゆる「ナビゲーター」役を担っていたのではないかということですね。
ダフェプロジェクトも既存のルールに縛られることなく、新しいことに挑戦しつづけていきたいと思っています。
Danfe Project〒700-0907 岡山県岡山市北区下石井2-9-67 1F